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株式投資講座

株の売買注文の出し方-株式売買成立のしくみ-

株式投資をするときの具体的な株の売買注文の出し方について解説していきます。株の売買は証券会社に対して「どの株を」「どの数量」「どの価格」「いつまで」という四つのことをオーダーします。ここでは、注文の出し方と注意点、売買成立のしくみなどを解説していきます。

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株の売買が成立する仕組み

株式の売買が成立するのは「売りたい」と思って売り注文を出している人と「買いたい」と思って買い注文を出している人の価格と数量が折り合うことで成立します。

たとえば、ある投資家Aさんが、日本株式会社の株を1000株、200円で買い注文を出しているときに、別の投資家Bさんが日本株式会社の株を200円で2000株の売り注文を出したとき、Aさんは200円で1000株の株を買うことができ、Bさんは200円で1000株の株を売ることができるのです。
ただし、買い手がいない2000株のうちの1000株は注文は成立しません。この注文は「場」に残ったままとなり、他の投資家がこの株を買うまでは売ることができません。

○○社の株価がいまいくらというようにいわれますが、あくまでもこれは直近売買が成立した価格を意味しており、その価格で必ずしも売買できるわけではないという点に注意が必要です。

 

株の注文方法

株式投資をする上での注文方法は大きく下記の手段があります。それぞれで特徴が異なります。ニーズに応じて使い分けると良いでしょう。

・成行注文
成行注文とは「数量」だけを決めて注文する方法です。たとえば、A社の株を1000株買いといった注文をします。価格は指定せずに今相場に出ている売り注文にあわせる形で注文が出されます。売買が成立する可能性は極めて高いですが、相場に注文が出ていない場合、思わぬ金額で約定(売買成立)するリスクがあります。

・指値注文
指値注文とは「数量」と「価格」を決めて注文する方法です。たとえばA社の株を1000株200円で買いといった注文を出します。現在その価格で売り注文が出ている場合はすぐに約定(成立)しますが、相場にその金額で売り注文が出ていない場合にはその金額で売り注文が出るまで待つ形になります。